仕事探し。アラサー無職の現実と夢の天秤。

エッセイ

私は現在求職中の無職である。

来る日も来る日も求人サイトと睨めっこしている。

過去、多くの仕事を経験してきたが、未だ自分にどんな仕事が向いているのかわかっていないアラサーであるが、最近一つ気づいたことがある。

「もう若くないんだな」ということである。

こんなことを書けば、「いやいやアラサーなど、まだまだ若い」と言われそうだが、

私としては「もう、無理のできる年齢ではなくなってきている」としみじみ感じている。

過去に記事で書かせていただいたおすすめのアルバイトで、私はカフェを推薦した。

今でもカフェは大好きだし、働いたらそれなりにやりがいを感じて楽しいのかもしれない。

しかし・・・今現在、仕事を探す中で「飲食店」での勤務は真っ先に候補から外している。

理由は言うまでもないが、ランチタイムなどのピーク時は体力をかなり消耗する激務だからである。

飲食店や接客業など、忙しさに波があるお仕事をされたことのある人ならわかるかもしれないが、

混雑と閑散が入り混じる職場は体力的にも精神的にも大変消耗する。

主治医にも、あまりおすすめはしないと止められたほどだ。

「人手不足」が叫ばれる昨今、飲食店のアルバイトに応募すれば採用される可能性はかなり高いのはわかっている・・・

しかし何より長く勤めたいという希望がある以上、飲食店を候補に入れるわけにはいかなくなっているのだ。

ではどこで働くか。

つまりは「忙しさに波のない職場」だろうか。

というと、真っ先に事務職が思い浮かぶ。

ルーティンワークが多く、デスクワークのため就業中は座っていることも多い。

心を平穏に保ちつつ働くには打って付けではないだろうか。

しかし・・・しかし・・・

私は過去に事務職を経験したことがあるがどれも長くは続かなかった。

個人的には刺激がなさすぎたのかもしれない。適度に動き回りたい衝動が湧いてきて、始業から終業まで座っていると言う状態が耐えられなかったのだ。

何ともわがままな話である。

占いなんてとは思うものの・・・

ここでちょっと現実逃避の話をしてみよう。

私は占いが好きなので、気分転換に占いをしてもらうことがあるのだが・・・

決まって言われることは、

「あなたは事務職は向いていない」

「あなたはクリエイティブな仕事が向いている」

と言われる。もはや言われすぎて聞き流している。

もともと芝居をやっていたと言うと、占い師はますます熱く語り出す。

「そっちの方向で頑張った方が良い」と。

いやいやいや・・・それで飯が食えるならいいが・・・

まぁ、所詮は占いの話なので話半分に聞くようにはしているが。

私自身、クリエイティブな仕事やフリーランスという形態に憧れがないわけではない。

こうしてブログを書いたり、小説を書いたり、絵を描いたり、何かを発信するということは最早趣味の一つであり、私は死ぬまで何かを創作しているのだと思う。

だがそれでは食べていけないのも事実。

夢は夢のままでそっと置いておくのが尊いのだと感じる。

向いているかどうかはさておいて、クリエイティブな自分というのは生涯大切にしたいものだ。

終わりに

友人と話していて思ったことは、人によって仕事に対する想いがまちまちだということだ。

友人は「ただ稼げればいい、ルーティンワークで構わない。何事もなく、波風も立てず静かに働きたい」と言っていた。(要約)

そんな友人と話して、私はというと「仕事はやりがいが何より大事、自分のスキルアップもしたいし、仕事を生き甲斐にしたい」と思っているタイプだと気付かされた。

まぁ、やる気こそはあるものの、私の職歴を見て、私を雇ってくれるところがあるかどうかは全く別問題だが・・・

友人と話して、一つ自己理解が深まったところで

今日もまた求人サイトを眺めることとする。

どうかご縁がありますようにと願いながら。

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