双極性障害になって一番辛かったこと

精神疾患

今回の記事は動画にもなっています。

文字を追うのが辛い方は併せて観て観てください。

怒りの沸点が低くなった

私が双極性障害を発症し、一番辛かったことは、常にイライラしているということです。

触れたら爆発してしまいそうな、爆弾のような人間でした。

道ゆく人にも、身内にも、恋人にも、自分にもイライラする日々。

下手したら傷害事件になりかねないほど、自身の怒りのバロメーターがすぐに上がってしまう状況でした。

具体的にどのようなことにイライラするのか

正しくは「どんなことにも」イライラしているのですが、

具体的なことをここでは記述したいと思います。

まず身内や恋人に対しては、近しい関係だからこそ、自分と他者との境界が曖昧になり、

期待値も高まった結果、自分の思った通りに動いてくれないと怒りが込み上げました。

また、少しでも自身を否定されたと感じたら激昂することもありました。

本当に、身内にはたくさん迷惑をかけました・・・

知らない人に対しては、道ですれ違う時などにイライラしていました。

道を譲ってくれなかった、や、歩きスマホをしている、や、信号無視をした、など・・・

何か自分の気に入らないことがあると激しい苛立ちを感じていました。

自分に対しては、たとえば卵を割った時に黄身が割れてしまったり、着替えが上手くいかなかったり、と言ったときに、泣くほど怒ったこともあります・・・笑

このように、どのようなことにも苛立ちを感じていました。

個人的に感じたのは、心や精神が大変過敏になっていて、何事にも過剰反応してしまっているような状態に感じられました。

対処法、解決策は?

現在の私は、以前に比べたら大変落ち着いていると感じています。

自分でもわかるほど、イライラする頻度は減りました。

そんな私は何をしたかというと、主治医に相談し適切なお薬を処方してもらうということでした。

それまでの私はうつ病と診断を受け、抗不安薬や抗うつ薬を処方してもらい服薬していました。

そんな中、躁状態が訪れ些細なことでイライラしたり激昂したりするようになりました。

それらを主治医に相談した結果、処方は抗うつ薬から精神安定剤へと切り替わりました。

今はそれらの薬を長く服薬しており、体調もかなり安定しています。

終わりに

イライラや興奮状態というのは、事件に発展する可能性もあります。

私も、普段傷害事件などのニュースを見るとき、下手したら自分も加害者側としてニュースに載っていたかもしれないと思い、恐ろしくなります。

もし気にかかることがある方はぜひ主治医の先生に相談することをお勧めします。

また、身近に当事者の方がいらっしゃる方は、そのような特徴がないかぜひ注意して観ていてほしいです。

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