双極性障害における躁状態の特徴5選

精神疾患

私は双極性障害を患い7、8年ほどになりますが、

病と向き合う中で、こういった特徴が見られたら自分は今躁状態なのではないかと気にかけるようにしています。

ご自身が当事者であったり身内に当事者の方がいらっしゃったらぜひ参考にしてみてください。

今回の記事は動画にもなっています。

文字を追うのが辛いという方は併せて観てみてください。

特徴その1:そもそも躁状態に気づいていない

当人や周囲の人たちは「元気になった」と思う場合も、実は躁状態だったということがあります。

少し行動的になったり、少し口数が増える程度でしたら問題ないのですが、

怒りっぽくなったり、散財してしまったりしないかは注意が必要です。

躁状態だと気づかず頑張りすぎてしまうと、反動としてその後の鬱状態が酷くなる場合もあるので要注意です。

特徴その2:アイデアが溢れる

頭の中をさまざまなアイデアが溢れかえって、居ても立ってもいられなくなることがあります。

私の場合、夜中に急に模様替えがしたくなったり、買い物がしたくなったりなど、活発に動いていました。

また特徴その3にも通ずるものですが、あれこれさまざまなアイデアが思い浮かびますが、それらは現実的でないことも多いので注意です。

特徴その3:自分ならできるという根拠のない自信

その2でお伝えしたさまざまなアイデアが溢れるという話ですが、

たとえば、この不動産投資をして3年後には億万長者になる!などという場合もあります。

この時、本人は自分ならできるという強い自信がみなぎっており、

反対されると激昂するケースもあります。

この場合の対処法として、無断で契約を交わしたりお金を使わないように周囲が管理することが良いと思われます。

特徴その4:眠れない、眠りが浅い、早く目覚める、睡眠時間が短くなる

寝るのが勿体無いと感じるようになったり、横になっても頭の中が活動し続けて眠れなかったりなどという特徴が現れます。

この場合、眠くないからと言って寝ずに夜更かしして生活リズムを乱すのはその後の精神状態に良くありません。

携帯やゲームなどの脳への刺激物は避け、眠れずとも目を閉じて横になりましょう。

長く続くようであれば速やかに主治医に相談することをお勧めします。

特徴その5:上記の特徴が現れた後、後悔の念で鬱症状が加速する

躁状態で大金を散財してしまうなどはよく聞く話です。

知らない間に借金を抱えていたこともありました。

そしていずれ躁状態が落ち着いてきた時に、取り返しのつかない現実に対し後悔の念を強く感じ流というケースがあります。

買い物であればクーリングオフなどが適応されないか調べましょう。

返しきれないほど多額の借金の場合、債務整理や自己破産を検討するのも手です。

とにかく一人で抱え込むのはやめた方が良いでしょう。

主治医や身内の方にぜひ相談してみてください。

終わりに

特徴のその1で挙げたように、そもそもまず自分が躁状態と気づいていないケースがあるので

周りの人に見守ってもらうよう協力を仰げる方はそのようにするのをお勧めします。

最近ではクレジットカードやキャッシュレスが当たり前となり、お金を使っている感覚が感じられない場合もあります。

いっそのことクレジットカードを解約してしまうというのも手です。

いかがでしたでしょうか。

参考になれば幸いです。

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