双極性障害の人に言ってはいけない言葉5選

精神疾患

個人的な経験をもとに、今回は言わないでほしい言葉を5つ選出してみました。

これは双極性障害に限らず、精神疾患を患っている方にはあまり言わない方がいいかなと思います。

もしポジティブな意味で発したとしても、相手はネガティブに捉える可能性がありますし、それらから自分をさらに責めてしまうかもしれません。

この記事を読んで、少しでもお役に立てると幸いです。

その1:元気そうだね

これはこちらの記事でも書かせていただきました。

今は元気でも1時間後にはどうなっているか分からない、綱渡りのような精神状態なので「元気そうだね」という言葉は綱渡りをしているところに強風を吹かせることになります。

また、元気そうに見えるのは、あなたに心配をかけないために無理に元気に振る舞っている可能性もあります。

もし無理をしている場合だと後日反動が来て動けなくなる可能性があるので、もし「無理をしているのではないか」と気づいたら、無理はしないように伝えてほしいです。

その2:昨日と言ってることが違う

これは私がよく言われた言葉です。

と言うのも、私が躁状態だった時はどんどん頭の中に新しいアイデアが浮かんできて、正直収拾がつきません。笑

アイデアが浮かびそれらを片っ端から口に出すので、「さっきと言ってることが違う!」ということがよくあるようです。

この時「さっきと言ってることが違うじゃん!」と言って責めないであげてほしいです。

と言うのも、この時は同時に短気でイライラしやすい精神状態でもあるので、自分を否定されたと思って激昂する可能性があります。

詳しくはこちら(双極性障害になって一番辛かったこと)の記事をご覧ください。

その3:気持ちの問題だよ

これも、言われると悲しい気持ちになりますね・・・

これを言われると、「あなたの努力不足だよ」と言われている気がします(私は)

イメージとしては気持ちを持ち直すための脳の指令を出す機関自体が停止しているような感じで、

重く膨れ上がった気持ちに押しつぶされて身動きが取れないイメージです。

自分の力や、ちょっとした気分転換では気分を変えられない状況にあります。

その4:私も気分上がらない日があるから大丈夫 など

確かに、確かに言いたいことは非常によくわかります。

誰しも気分が上がらない日ってありますよね。

でもその共感を示したはずの言葉は、相手を死の淵まで追いやる可能性があります。

その言葉一つで、相手は「やはり自分は甘えているんだ」や「自分なんてダメな人間だ」と自分を責めてしまう可能性があります。

その5:頑張れ

最後はこの言葉を紹介して終わりたいと思います。

「頑張れ」というのはメンタルが弱っている方に言ってはいけない言葉として有名になりつつありますね。もはやこの言葉は呪詛のようです。

真面目な人であればあるほど「もっと頑張らなければ」と自分を追い込んでしまい

ますます潰れていってしまいます。

「頑張れ」は「無理しないでね」に変換していただけるといいかなと思います。

終わりに

いかがでしたでしょうか?

今回は個人的に言わないでほしい言葉を紹介してみました。

病状が悪化している時やメンタルが弱っている時などは、悪い意味で言葉を深読みし過ぎてしまう状態にあることが多いです。

ぜひこの記事を参考にしてみてください。

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