精神疾患を患っていても元気そうに見える時、元気そうだねって言われた時

精神疾患

私は双極性障害を患って7、8年になりました。

体調に波はあるものの段々と安定した生活を送れるようになってきました。

そんな中、最近言われた言葉がこれです。

「元気そう」です。

私はYouTubeでも発信しているのでコメントで頂くのが

「こんなに楽しそうに話す人が精神疾患なわけない」

「私の方がもっと辛い!」

などです。

これを言われた時は流石に少し凹みました。

「元気そうだね」と言われた方へ

あまり気にしないでください。

と言っても気にしてしまいますよね。わかります。

精神の病というものは波があるものです。調子がいい時もあれば悪い時もあります。

加えて、大切な人の前や、社会の前では「明るく振る舞わねば」という思いから

気丈に振る舞ってしまうこともあると思います。

でもそれも当然のことです。

調子が悪いありのままを表せば、今度は

「何?心配して欲しいの?」やら

「調子悪いなら帰ってよ」なんて言われかねません。

どちらに転んでも辛いですね。

なのでひとまず「“今日“は調子がいいみたいです」とニコッと笑って

軽く流す方法を心に留めておいて欲しいです。

それでも周りにあれこれ言われるのであれば、そんな環境にずっと身を置く必要はありません。

その環境から離れるべきだと思います。理解のない職場や友人、家族・・・

それらから得られるものと、あなたの心身の健康、どちらが大事ですか?

もちろん私は、あなたに幸せになってほしいです。そんなことを言ってくるような人たちより。

おっと、少し熱が入りすぎましたね。

「元気そうだ」と思った方、言った方

病気には波があります。元気な時もあるのですが、1時間後には絶不調になってることもザラにあります。

なので一番ありがたい方法としては、思ったとしても言わないでくれると助かります。

というのも先に記述したように、あなたの前だけ気丈に振る舞っている可能性があるからです。

トイレでは、泣いているかもしれません。

元気そうに見えたとしたら、それは誰から見ても絶対に喜ばしいことのはずです。

(躁状態で元気なのは別ですが・・・)

元気なことを妬んだりして責めるのは絶対にやめてください。

病気の重さは誰かと比べるものではありません。

病気の重さは人それぞれです。比べるものでもありませんし、重いから偉いというわけではないんです。

病気の重さについて、どちらが重いか競い合う人がいますが、そこが問題ではないでしょう。

どうしたら早く良くなるか、

どうしたら「あなたの大切な人」が健康に暮らせるか、

それが大事だと私は思います。本質を見誤ってはいけません。

言われた方はあまり気にしないでください。

自分のことすら十分にわかっている人が少ない世の中で、

他人にあれこれ言ったところで、その信憑性の低さは明白なはずです。

精神疾患当事者の方、その身内の方、友人の方、

きっと辛い現状に心の余裕がない方も多いのではないかと思います。

少しでも、精神疾患への理解が広まることを祈ります。

もも

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